大会テーマ：
すべての子供たちに野外教育を
～誰一人取り残さない社会を目指して～

いま子供たちの体験を取り巻く環境は多様化・複雑化しており、コロナ禍による自然体験の機会の喪失、学校の外で行われる体験機会の格差（体験格差）など、さまざまな問題が指摘されています。ご存じの通り、文部科学省ではコロナ禍で縮小してしまった「リアルな体験」の機会を充実させることを目指し2022～2024年度を「体験活動推進重点改革3か年」と位置付けて取り組みを推進することが示されています。そして、日本野外教育学会からも「野外教育を通じて子供の育ちを支える〜すべての子供が豊かな自然体験を享受できる社会を目指して〜」という政策提言をしており、社会全体で子供たちの育ちを支える機運が高まっています。このような背景から、今大会のテーマ「すべての子供たちに野外教育を～誰一人取り残さない社会を目指して～」を設定させていただきました。誰一人取り残さない社会を目指して今後の野外教育がどうあるべきかを考えるきっかけになればと考えております。本学は新宿駅から電車で15分という好立地にありますので、ぜひとも多くの会員の皆様に参加いただき、有意義な時間を過ごしていただければと考えております。